あしたのために

息子の誕生日にライトセーバーを買いました。

スターウォーズを見た息子が、
自分もジェダイの騎士になり、オビ＝ワン・ケノービのように戦いたいと。

当初はマクドナルドハッピーセットのおまけで付いていた、
10センチくらいのヨーダライトセーバーで満足するだろうと
高をくくっていたのですが、
「これじゃない、これじゃ戦えない」と大騒ぎ。

だったら限りなく本物に近いやつを見つけてやろうじゃないか、
ということで探してみたところ、ホントにありました。

直径110センチ、太さ4センチ、重さ1.6キロ。
LEDライトの刀身に、点灯・スイング・衝撃の度に、
「ブォン」「キィン」「ガシーン」等の効果音が鳴り響くレプリカモデル。
息子の身長よりも長いそれは、
大人の目から見ても本当に映画で使ったんじゃないかというほどのリアルさです。

でも5歳になったばかりというのになぜオビ＝ワンなのだマイサン。
アナキン・スカイウォーカー（ダースベイダー）でも、
ルーク・スカイウォーカーでもヒーローどころは他にいるだろうに。
その若さでもう渋好みでいいのか？

息子が寝た後に夜のベランダでいじくったところあまりにもカッコイイので、
「自分もダースベイダーモデル買って、子供と戦うかなぁ」
なんて言ってみたところ、
嫁さんがとても冷たいニッコリ笑顔を返してくれました。

ゴメン、息子よ。
お前とはフォースで剣を交えることは難しそうだ。
母の眼力に負けた不甲斐ない父を許しておくれ。

そうとは知らない息子は今日もフォースの修行に励んでいるようです。

白石善信税理士事務所
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